実際に写真で載せるとイメージがつきますので、やってみましょう。
筋肉を包むFasciaには多くの知覚神経が存在しており
肩こりや慢性腰痛の患者様の筋・筋膜間には多くの疼痛物質の存在やヒアルロン酸の粘度の上昇が報告されています。
痛みのある部位の皮膚に超音波プローブ(探触子)を置き、筋間の筋膜を確認。近傍から刺入した針先からFasciaと筋肉の間に薬液を注入することでリリース(開放)され、局所補液効果による鎮痛効果(疼痛物質の洗い流し)と、Fascia同士の摩擦(ストレス)の改善による組織の滑走性や可動性,伸張性の向上が得られる、と考えられています。
治療直後からの鎮痛・徐痛が期待されます。
これがやり方です。
薬剤はキシロカインなども有名ですが、
生理食塩水を使ったりもしますね。
このように僧帽筋と肩甲挙筋で癒着している部分に薬液を入れます。
そして、リリースできます。
ここで皆んが思ったのは・・・療法士じゃできないじゃん。
確かに注射が資格上無理ですが・・・
エコーでの癒着を確認して、徒手でこの部分をリリースすることは一部可能なものもあります。
イメージしてそれがリリースできるといいですね。
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