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膝痛なら足趾も診てほしい理由

安齋です!


ここ最近、暑いですね。みなさん、熱中症にはお気をつけて!


さて、今回も本題に入る前に少しだけ余談にお付き合いください。





みなさんは睡眠時間を一日どのくらい取っていますか?


6時間未満ですか?7時間未満?


人のホメオスタシスを正常に保つためには最低でも7.5時間は寝ないといけないという研究結果が出ております。


日本人の平均睡眠時間はおおよそ7時間ちょっと。


足りません、、、。


たまにショートスリーパーの方もいらっしゃるし、睡眠時間は多ければいいというものでもないから7時間も取る必要がないという方もいらっしゃいます。





確かにぶっちゃけた話、僕も勉強するまではそこまで睡眠時間に対して固執していたわけではないし眠い時に寝たらいいと思っていました。





違いました、、、。





これを知ってから睡眠時間の必要性を認識しました。


アメリカのある論文では、睡眠時間の短い人ほどアルツハイマー型認知症やパーキンソン病になる確率が上がるという結果が出ているのです。


確かに徹夜を続けると幻覚や幻聴などあらゆる脳機能障害が生じるという研究もされていてその結果が出ていますので納得です。


単純に睡眠不足が続くと脳機能へのダメージが大きいのでしょうね。





これを知ってから安齋は少なくとも7時間は寝るようになりました。


また、意図的に瞑想したり何も考えないようにする時間を作って脳を休める時間というのを確保するようになりました。





すると確かにこれまでよりも頭の回転が上がったし、思考も深めやすい、自分の感情コントロールがしやすくなりました。大抵のことは気にならず、自分に集中できるようになったのです。


これをするまではいろんな情報が気になり、あっちもこっちも、って感じでして、、、


完全にインプットした情報を処理しきれない状態でした。。


これでは頭も疲れてしまいます、、。


今は必要な情報のみ選択的にインプットできるようになりましたので頭の疲労はそこまでは無くなりました!





情報が整理されている頭って素敵です!





みなさんも瞑想や何も考えない時間を意図的に作ることをお勧めします!




















【さて、本題です。〜膝痛なら足趾も診てほしい理由:概要】





膝痛を訴えるのはほとんどが膝OAの方ですね。中には足関節の問題で膝痛を訴える方もいらっしゃいますが。


膝OAとなれば当然ですが、PFjt、TFjtを先に評価して現在の疼痛部位がどちらかの関節であるかをまず先に評価すると思います。


疼痛部位をおおよそ評価したら原因を探って介入しますね。


いろんな要素が膝の疼痛原因になりますね。





・股関節の外旋ROMの低下による下腿外旋代償


・大殿筋筋力低下による荷重支持部位が股関節から膝関節へシフト


・股関節内旋ROM低下による骨盤前傾位〜下腿外旋の下降性運動連鎖または、下腿内旋、踵骨外反によるマルアライメント


・KAMの増加、または低下


・ハムストリングスの筋力低下による膝関節の安定性低下


・Quadの筋力低下による伸展モーメント不足


・TA筋力低下による下腿前傾角度低下


・踵骨マルアライメント





色々と問題はあるわけです。





そんな数多くある問題点の中で見落としがちな足趾についてお話しします。








【膝痛なら足趾も診てほしい理由:立位アライメントからくる膝への影響】







立位は床についているのは足底面と足趾のみです。


つまり、立位や動作の安定性を考えるには常に床についている部分の機能も考える必要があるということです。





足趾の機能はこちら。





・重心コントロール


・ankle strategyに必要な機能


・足底への荷重を分散


・中足骨の位置を高く保持してウィンドラス機構を保持


・足根骨の高さを維持(=3つのアーチの高さを保持)





こちらの機能を持ち合わせています。





これらが機能しないと次の影響が膝関節にいきます。





#床反力が膝関節の後方を通る(=膝関節の屈曲モーメントの増強)#外側縦アーチの崩れからくる外側荷重となり膝関節へ内反モーメント、または内側荷重隣膝関節へ外反モーメント





この影響があります。


簡潔に伝えると、足趾が機能しないと膝OAは機能的にもさらに落ちるよ!ってことです。








【膝痛なら足趾も診てほしい理由:介入する時に評価したいポイントと介入方法】





こちらの項目はしっかりと評価したいところですね。


・踵骨アライメント及びmobility


・STjt アライメント


・内側縦アーチの立位時の高さ(地面からの舟状骨の位置)


・立方骨の立位時の高さ


・足趾のアクティブ、パッシブの屈伸


・中足骨のmobility





こちらはしっかりと評価をします。





主観的評価が多いため、足部の評価は数値化がしにくいです。


しっかりと複数個の評価をしてなるべく不確定要素を多角的に評価していきます。








介入は主に足趾の屈伸をしっかりと出すように介入していきます。


中足骨のモビライゼーションや足趾の運動療法、踵骨のリアライメントを中心に行います。OKCからCKCへと移ることでより動作へと結びつきます。








膝OAの治療で難渋したら足趾も診ることをお勧めします!

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