捻挫した足首の進行性リハビリテーション
捻挫には初期の筋膜治療が有効かもしれないという論文です!!
原著はこちらから
概要
目的 このランダム化された単一の盲検コホート研究は、足首の外傷後最初の4日以内の歩行痛と足首背屈の範囲に対する手動の筋膜操作の即時効果を評価するために設計されました。 メソッド 測定は、グレードI〜IIIの足首の捻挫を呈した19人の被験者(女性5人と男性14人)から行われました。足首の背屈を標準化された位置で撮影Dartfish®AdvancedVideo Analysis Softwareを使用して計算し、SPSS®(バージョン17)を使用して治療前と治療後のデータを比較しました。
結果
1回の治療セッションの後、19人の被験者のうち13人が無痛で歩行し、19人中3人がわずかな痛みで歩行しました。非常に有意な(p <0.001)平均足首背屈の改善は7.9°(±5.8°)でした。治療後に痛みを伴わずに歩いていた1人の被験者を除いて、すべてが最低4°の背屈の増加を示しました。
結論 負傷した足首の周りの初期の筋膜の働きは、足首の背屈を改善し、歩行の痛みを軽減します。それは組織治癒の遅延を減らし、したがって、捻挫した足首のさらなるリハビリテーションを最適化し、社会経済的コストも減らすことができます。
ということです。
実際の治療についてもリンクのサイトでは、写真で学べます。
要はただ固定してるだけでは、筋膜コラーゲン増生の惹起にもつながりますので、まずは関節運動を強制しない筋膜から治療しようということですよね。
これよくよく考えるとコーレス骨折の固定時にも同じようなことを私はしています。
表層の皮膚だけでも滑走させとこうといった手技です。
では参考までに。
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