
リハスク 運営の青木です!
今回は自分の働いてるところの話しでもしようかと。
当院に元々いたPTを講師として招いて、PNFの勉強会に開かれました。
有名なリハビリの教科書に載ってるような内容の勉強会に参加するのは久々でしたねw
少し内容を記載していこうかと。
PNFの定義とは
proprioceptive Neuromuscular Facillitation
(固有受容器神経筋促通手技)
生体組織を動かすことにより人体に存在する感覚受容器刺激し、神経・筋などの働きを高め、身体機能を向上させる方法とその考え方
対象者に様々な刺激を与え、目的に応じ特殊テクニックを適用し、対象者の運動・動作を引き出し強化する。
原則として…
反復して練習する。
習慣化するまで行う。
相反神経支配を応用
単純から複雑 のように段階的に実施
意思を集中させ学習過程の応用で動作の自動化を行う
運動単位の発射頻度によって筋活動の状態は制御される
そして、下記が促通要素となる。
PNFパターン
筋の伸展
関節の牽引
関節の圧迫
抵抗
放散
タイミング
触覚刺激
口頭指示
視覚刺激
強化
一つずつ説明するのは時間がかかるので、ここでは割愛しますが。
ここで、おやおや?と考えました。
意義や考え方は違うが…このテクニック全部やってると。
新人の頃にPNFの勉強会には参加したことがありますが、その時はただそれを飲み込むだけでした。そして、参加する目的が手技的なところの要素が強い自分がいたんですよね。
今回はこの介入の目的だったり、意味が深いところまで入っていけたので、すごい有意義でした。むしろ、そちらに意識を向けました。
このようなことを思うと…
リハビリ、カイロ、柔道整復師などの筋骨格系にアプローチする人達は考え方は違っても本質的なところは似ているのかなと。
こういう時に重要になるのが概念、定義なんだろうと改めて感じます。
僕らが今勉強会をやっているものもそうです。
勉強会は様々なところで開かれています。
僕らが始めた頃よりも増えています、いろんなセラピストが外の人達と交流を持ち立ち上げていたりします。
セラピスト増加、セミナー増加。
私はすごくいいことだなと思います。
僕もその一人ですし。
みんなが井の中の蛙だったら困りますしね。
やはり、何を目的に実施するのかという理論武装とは違うものを持っていなければなりません。
僕らは他職種の関わり、予防医学などのコンセプトは欠かさないようにしています。
あっ、少し脱線しましたね。
ちなみに僕の介入の哲学はどっちかというと生理学、解剖学的な要素と臓器の繋がりで考えることが増えました。
今度、血流の関係を踏まえた筋肉骨格系の結果の違い的なセミナーをやりたいなと感じます。
・ただ関節が硬いからストレッチ?
・MMTが低いから筋トレ?
それも間違ってないかと思いますが、目的をもう少し深く考えていけるようにセラピスト達みんなで切磋琢磨していきたいです。
本日もお読み頂きありがとうございました。
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