皆さんはインパクファクター(IF)をご存知でしょうか?
研究者であれば、誰もが一度は興味を持ち、高いIFを求めようとします。たまにドラマでも言葉が一人歩きしているときもありますが笑
インパクトファクター(IF)とは、Journal Citation Reports(JCR)が毎年提供する自然科学・社会科学分野の学術雑誌(ジャーナル)の影響度を表す指標の一つです。 1年間のあるジャーナルにおいて、その直前の2年間に掲載したすべての論文の被引用件数を掲載論文数で割ることで算出します。
???となりましたか?
簡単言えば、IFが高い雑誌程、様々な論文に引用されていることが多いという意味です。
○○の研究分野であれば〜先生だ!!と同じように
○○の分野であれば〜という雑誌の論文がオススメだ!!といった感じです。
私もアクセプトに大変苦慮しますが、アクセプトせずとも、世界には様々な雑誌があって、各国の研究者や臨床家の先生方が、患者還元のために頑張っています。
そういった視点になると、「自分以外にも考える人がいたんだ・・・。」といったようにアメリカなど、また主要都市でなくてもそれは活発に議論されていたります。
どんな論文がいいのだろうと悩むこともあるかもしれません。
超有名な雑誌
Lancetは何と・・・60.392
以下はリハ関係のIF数値です
どのくらい差があるかは言わずともわかると思います。
日本の雑誌はIFすら該当しないこともあります・・・しかし、IFだけで論文の価値と思うのも間違いであると私自身は思います。ですので、最終的には読んで吟味することも重要です。少しずつみんなに知識共有をできたらと思います。
これは2018年版です
Journal of Physiotherapy 5.55
Annals of Physical and Rehabilitation Medicine 4.2
NEUROREHABILITATION AND NEURAL REPAIR 3.76
Journal of NeuroEngineering and Rehabilitation 3.58
IEEE TRANSACTIONS ON NEURAL SYSTEMS AND REHABILITATION ENGINEERING 3.48
JOURNAL OF ORTHOPAEDIC & SPORTS PHYSICAL THERAPY 3.06
PHYSICAL THERAPY 3.04
EXCEPTIONAL CHILDREN 2.85
SUPPORTIVE CARE IN CANCER 2.75
他にもたくさんありますが、自身の読んでいるものがどんなものに該当するかは見とく必要があるかと思います。
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