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解剖学、運動学はだけじゃ説明できないよって話


安齋です! 今回は少しだけ余談にお付き合いいただいてから、本題に入ろうかなと思います。 最近の暑さは異常ですね。 気温の上がり方もそうですが、なにより紫外線の強さがすごいです。 自分は学生の頃は屋外の部活をしていたのである程度、外の暑さにも慣れていますし今も定期的に運動をしているので暑さには慣れていると踏んでいましたが、、、 今年の暑さは一気にきたので身体が暑さに慣れていておらず、体力お化けと言われる安齋も疲れますw




余談はこれくらいにして。 今回は臨床における安齋のルールというか原理原則をお伝えします。 先に要約すると 解剖学、運動学は好きな分野。優先しているのは生理学 です。 なんの話?と思いますよね。 安心してください。 最後まで読んだ時、理解した上で共感するはずです。 どうして学生の頃から基礎科目である運動学、解剖学、生理学が大切と言われてきたのか、臨床に出ている今だからこそもう一度考えて欲しいと思ってこれを書きます! では、いきます! 【解剖学、運動学は好きな分野。優先しているのは生理学:安齋が好きなのは解剖と運動学】 タイトルが答えなんです。 まず、安齋は解剖学と運動学が大好きですw 詰まるところ、物理学なんですよね。 これらが物理学なんだとはっきりしたのは先日、あるセミナーを見学した際に講師の方がおっしゃっていたことから明確になりました。 そう、解剖学と運動学が大好きなんです。 この2つって基本的に人の動き全てですよね。 全ての関節において、それぞれの特徴を知るために必要な学問です。 この考え方は西洋医学特有のものです。 じゃあ、どうして好きになれたのか。 答えは簡単。 臨床における動作観察、動作分析はこれらをベースに行う必要がありさらに問診から得られる情報のほとんどがこの2つの学問から説明できることだからです。 例えば、肩関節痛を訴えていてMRIを撮ったら棘上筋断裂しているのでope施行をした患者さんがいたとします。 当然、肩が痛いのですから方の評価をしますよね。 でもどこから評価をしますか? まずはどこが痛いのか、そしてどの運動方向で痛いのか、その運動方向でどの角度から痛くなりどの角度が最も痛いのか、を知るのがまず始めです。 それを知ってからいつから痛いのかなどを知るのが流れかなと思います。 つまり、運動学や解剖学を把握していれば、どこの筋や関節運動が機能不全に陥っているのかがある程度、把握でができるということです。 【解剖学、運動学は好きな分野。優先しているのは生理学:先行する情報は何?】 でもでもでも!よーく考えてみてください。 この患者さんは棘上筋opeをしています。 てことは、術創部がありますよね? そもそも棘上筋を切っていますよね? ということはですよ?そもそも論で、 皮膚の状態や棘上筋の回復程度をまずはじめに把握しておかないと話にならんじゃん! ということです。 確かに今後、また動かせるようになるためには関節運動や筋活動の話は非常に大切です。 ですが、動くためにしっかりと皮膚や筋組織が回復していないと話になりません。 皮膚や筋組織が回復していない状態でROMを最大限まで動かしたらどうなるか分かりますよね。 はい、筋組織は内出血するリスクあるし皮膚の伸張ストレスにより炎症反応が起きる可能性も高まります。 てことは、生理学をしっかりと把握して組織学的な部分も明確にすることがリハビリに大切なポイントなんだよってことです。 解剖学、運動学ってすごく臨床で役に立つし現場でも使いやすい知識です。 このまま知恵として有効活用しやすいし応用すればもっといい技術が生まれます。 そして最大限に活かすためには生理学なんです。 いくら運動学などの知識、知恵があっても前提条件となる生理学や組織学が整っていないと疼痛の鑑別は疎かになります。 【まとめ】 生理学という組織学的な面で頭の中を整理しておくと、解剖学や運動学がさらに応用されてくるよ! という話でした! 近いうちにせっかくなので組織学的面のお話もする予定です〜! それでは〜!!!

 
 
 

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